2010年12月7日火曜日

中国政府のサイバー戦争への大手IT企業、ハッカーグループの関わり

 国務省の2009年6月機密文書によると、中国はコンピュータネットワーク関連の攻撃防衛作戦能力を強化するため、民間セクターから才能ある人々を引き抜いているという強い可能性があるという。
 また、中国のトップ企業たちと中国政府との深く疑われる関わり合いは、中国政府による民間セクターの情報戦争目的への活用を物語っているともいっている。

 中国の最大ITセキュリティー会社Topsecと、他の大手ITセキュリティー会社であるVenustechは中国情報技術セキュリティーセンターの傘下にあり、中国情報技術セキュリティーセンターはマイクロソフト社とウィンドウズの安全性を高めるためにソースコードへのアクセスの許可についての国際契約をしている。

 漏えい文書によると、そのセキュリティーセンターがウィンドウズのソースコードへのアクセスを許可されて少ししてから、人民解放軍通信連隊の高官がネットワークセキュリティーの訓練を受けるためにその施設を訪れたという。
 またハッカーグループ、中国紅客連盟を創設したライオン氏はTopsecにてセキュリティーサービスや訓練を監督するために2002年から2003年までの間、雇われていたという。  
 
ソース:http://www.guardian.co.uk/world/2010/dec/04/wikileaks-cables-china-cyber-warfare

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