2010年12月16日木曜日

暗殺前、ロシアの物議を呼んでいたジャーナリストは度々の脅迫を受けていた



 2006年10月7日、モスクワにある自宅アパートのエレベーターで射殺体として発見されたロシアのジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤは、その事件前までに度々に渡って脅迫を受けていたとのこと。暗殺は殺し屋によって行われたと疑われている。
 
原文翻訳
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 ロシアに対して最も率直で批判的なジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤの暗殺は、手がかりの乏しさからその犯人に関して多くの推測を集める結果となっている。

 大使館の情報提供者によると、アンナの仕事は結果として多くの敵をつくることとなったと言う。

 Xが10月8日大使館に伝えたところによると、上記ジャーナリストは頻繁に脅迫を受けていて、それは電話、手紙、Eメール、また携帯電話のメッセージサービスなどから送られてきたという。そしてアンナは脅迫にもうすっかり慣れきっていたという。

 Xによると、アンナは自分がいつ殺されてもおかしくないという事を受け入れていて、あまりその事については話そうとしなかった。

 最も頻繁な脅迫はチェチェンの総理大臣カディロフの者達(カディロフ自身が知っていたかどうかは定かではない。)やチェチェンでの残虐な行いが彼女によって暴露されたロシア特殊部隊から来たということだ。
 
原文:http://www.guardian.co.uk/world/us-embassy-cables-documents/81087

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