2010年12月20日月曜日

Wikileaks19日目の公開情報

・ダライラマはチベットでの政治問題は5年、10年ほど少し後回しにしても構わないが、国際社会はその注意をチベット高原での気候変動について向けるべきだと言い、中国に対する懸念も見せた。
 また、アメリカ側はダライラマのインドに住むチベット人に対しての影響が衰えていることを恐れている。
 
・デリーのアメリカ大使館からの複数の電文によると、アメリカ政府は会議党のリーダーの息子であり、インドの政治界で人気の高まっているラーフル・ガンディーと関係を築こうと試みていたことが明るみになった。
 インド政府関係者が、アメリカはパキスタンに甘く対応しているといった非難をしたり、インドの外交政策はアメリカの影響下にはないという事を強調している時勢の中、ガンディーはヒンドゥー教過激派についての懸念を表している。
 
・アメリカの外交官達はインドにたいして、アフガニスタンでの影響を高めるためインドの俳優達によるアフガニスタンへの訪問を提案したが、その計画が実行に至ることはなかった。
 インド政府はアメリカや英国がタリバンと和解に達することによって両国がアフガニスタンから早期撤退する事などを非常に恐れている。
 
・スリランカへのアメリカ代表は、ラージャパクサ大統領と元陸軍司令官サラス・フォンセカを内戦の最終段階での陸軍による行動に対する査問を阻止したことについて責任があるとした。また、同アメリカ代表達はスリランカ政府は武装勢力と共謀していたのではないかとも考えている。
 
ソース:http://www.guardian.co.uk/world/2010/dec/19/wikileaks-embassy-cables-key-points-day-19

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