2010年12月12日日曜日

北朝鮮にエリック・クラプトンを招待するという提案

ウィキリークス漏えい文書原文翻訳
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 Aは戦争によって生き別れになった朝鮮系アメリカ人とその北朝鮮に住む家族たちの再会にアメリカ政府が関わることを支持している。
 現在のところ朝鮮系アメリカ人と家族の再会を助ける団体として2つの団体が存在するが、そのうちの1つは、北朝鮮の海外朝鮮人同胞会よって管理されており、必死の家族達から北朝鮮訪問を実現させるため多額の金をゆすり取ることで知られている。
 参加を希望する家族達は300ドルと包括的な個人、経済状況等の情報を提出する必要がある。
 また、もし選ばれたとしても、家族達は行きたくもない北朝鮮内の観光地への費用を払うことを強制される。
 そしてやっとのことで親族に会うことができるのは、いつも離陸数時間前で、また、親族たちが面会場までに行くのはタクシーを使うことが必要で、数千ドルもの運賃を取られるという。
 Aが言うところによると、ほとんどの人は、もう苦難に耐えきれない老人達で親族に会うためにはいくらでも払うという。
 その旅の後も、参加者達は北朝鮮政府から度々に渡って親族を助けるという名目で金を請求されるという。また時には親族が病気であるという嘘をついてまで金を巻き上げるという。

 Aは北朝鮮側対談者からの提案としてアメリカ政府の力によって、エリック・クラプトンのコンサートを平壌で行う働きかけをしてはどうかという。金正日の息子、金正哲は大のエリック・クラプトン好きとして知られている。それゆえに、コンサートは両国の親善に貢献するであろうとのこと。
 
原文:http://www.guardian.co.uk/world/us-embassy-cables-documents/109343

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