2010年12月27日月曜日

中東における対テロ作戦

原文翻訳
----------------------
 イエメンのサレーハ大統領はアメリカの対テロ作戦において、イエメン領土への自由なアクセスを誓った。

 サレーハはアラビア半島でのアルカイダとの戦いのためと主張し、幾度にもわたって資金や軍事装備などを要請しているにもかかわらず、アメリカ政府は、イエメンの空域、沿岸、また領土への自由なアクセスを保障されているのだから、今後すべてのアラビア半島でのアルカイダによる攻撃はアメリカ政府の責任であると言い張っている。

 「テロ対策に関して全て自由を保障しているのだから、私自身はもう何の責任もない。」とサレーハは言った。
 
原文:http://www.guardian.co.uk/world/us-embassy-cables-documents/225085


 「最近のアルカイダに対するイエメンでの作戦は非常に良い結果であった。」とサウジアラビアの対テロ問題を指揮する内相補ムハンマド王子は言った。

 サウジアラビアはイエメンでのアルカイダ工作員達の会話などを綿密に盗聴している。攻撃前、二十分にもわたるリラックスした会話などが電話から盗聴されていたが、攻撃後、電話での通話は、ほぼ完全になくなったという。

 これから見てもわかるように、その工作員達は作戦計画を練るより、自分たちの安全を確保するのに精一杯であったといえる。

原文:http://www.guardian.co.uk/world/us-embassy-cables-documents/244077

0 件のコメント:

コメントを投稿