2010年12月23日木曜日

パキスタン特集:アメリカ無人航空機によるパキスタン内での活動

無人航空機プレデター、基地などから遠隔操作でジョイスティックを使って操縦される。
原文翻訳
--------------------------
 Xが言うには、アメリカの無人航空機による攻撃が正確で、実際に敵の重要施設を破壊しているのであれば非公式的に彼を含む多くの人々は無人航空機による爆撃を受け入れることができるだろう。

 地域住民の無人航空機による爆撃に対する恐怖も徐々に薄まってきている、その理由として彼が言うには、「無人偵察機が悪い奴らのアジトや場所などだけを狙っているという事をみんな知っているからだ。」

 彼が戸惑っていることとして、なぜタリバンに対する爆撃をもっと増やさないのかといい、こう付けくわえた。「自分たちの家から火が出ているとしたら、徹底的な行動が必要なのは言うまでもない。」

原文:http://www.guardian.co.uk/world/us-embassy-cables-documents/185598


 パキスタンの内務省長官マリクは、アメリカ側は無人航空機による攻撃はバジョールでの作戦が終わるまで控えるべきだと主張した。

 だがパキスタン首相のギラーニはそれに対してこういった。
「個人的にはアメリカが悪い奴らを爆撃しているならまったく構わない。我々がすることと言えば国会で抗議を表明し、そのあとその問題を無視するだけだから。」

原文:http://www.guardian.co.uk/world/us-embassy-cables-documents/167125


 最近、イスラマバードの大使館とカブールの大使館に駐在武官事務所とアメリカ特殊作戦軍からの口頭とEメールによる情報要請が来た。その内容はパキスタンとアフガニスタン国境のアフガン人難民キャンプについてである。

 この情報の要請理由は定かではないが、数通のEメールの中では狙いを定める目的であると主張していて、他では爆撃等の攻撃目的には使われないと言っているが、我々は人道支援団体から得られた情報を軍関係者に提供することに乗り気ではない。

 特にその理由が明らかでない場合はなおさらである。それに我々が思うに、このような情報収集の仕方は正確な情報を集める上で効率的でないような気がするのだが。

原文:http://www.guardian.co.uk/world/us-embassy-cables-documents/172603

0 件のコメント:

コメントを投稿