2010年12月5日日曜日

カルザイ、住民に対しての夜間の家宅捜索や襲撃作戦の停止を求める

 アガニスタンのアメリカ外交官が警告するには、特殊部隊による武装勢力を対象とした夜間の襲撃作戦はNATO軍に対する現地民による支持を著しく低下させているという。
 
 2008年12月中には少なくとも、このような作戦が6回ほど実行されたそうで、地元住民達は怒りの声をあげていたという。またその内のある襲撃作戦においては200世帯にものぼる人々の避難を必要とした。
 
 また、他の例として襲撃作戦が実行された次の日に、地元住人300人以上にものぼるデモが勃発し、数日後の抗議集会では800人の人々が集まったという。
 
 カルザイ大統領が言うには、犬を使った家宅捜索はアフガン文化伝統において問題外で受けつけがたいといい、タリバンによる宣伝に大々的に使われて、アフガン政府やNATO加盟国など対する現地民達の支持の崩壊に繋がっているという。
 
ソース:http://www.guardian.co.uk/world/2010/dec/03/wikileaks-cables-afghanistan-night-raids

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