2010年12月18日土曜日

Wikileaks18日目の公開情報

・石油会社BPはメキシコ湾原油流失事故の18ヵ月前にアゼルバイジャンにおいて、重大なガス漏れ事故を経験していたことが判明。

・アゼルバイジャン側が非難するところによると、石油会社BPは、ほとんど脅迫的にカスピ海地域におけるガス埋蔵地の開発権を得ようとし、同国から数十億ドル分にものぼる石油を盗み取っているという。

・アメリカの石油会社シェブロンはアメリカ政府の厳しい制裁にも関わらず、イラン側と油田の開発について交渉していた。

・タイのワチラーロンコーン王子は女遊びなどの理由により枢密院の重要役員達から王位には向いていないと考えられている。

・2007年からの漏えい文書によると、フィデル・カストロは飛行機でのキューバ国内移動の際、深刻な腸内出血を起こした。そして、カストロを病院に輸送するため飛行機の緊急着陸を要した。カストロの容体が悪化し続けたため、マドリッドから医師が呼ばれ、その医師の診断によるとカストロは癌ではなく、これは大腸の適当な手術が行われた結果であるとした。

・アメリカ外交官によると、エリトリアは全体主義者でナルシストのイサイアス・アフェウェルキ大統領によって統治されているという。
 そして、子供を含む囚人たちは酷く過密した刑務所で日常的に拷問を受けていて、その刑務所での環境は驚くべきもので、囚人たちは座る事や寝転がることもできないという。また、口がきけなくなるまで飲み水を拒まれたりもするそうだ。
 ある政治家がこの問題をどうにかしようと、ひそかにアメリカに助けを求めていたが、それに対してアメリカ大使は「変化は国の内部から行われるべきだ。」と返答したという。
 
ソース:http://www.guardian.co.uk/world/2010/dec/17/wikileaks-embassy-cables-key-points-day-18

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