2011年1月17日月曜日

北朝鮮が権力継承を前にして取った残虐な行動

北朝鮮で公開処刑が急増

金正恩(キム・ジョンウン)氏による後継体制を定着させるため、北朝鮮では「恐怖政治」が強化された兆候が各地でキャッチされている。

韓国政府と北朝鮮の内部事情に詳しい消息筋が12日に語ったところによると、昨年公開処刑された住民の数は一昨年の3倍を上回った。

韓国政府筋はこの日「昨年、公開処刑によって死亡した北朝鮮住民の数は、確認されただけでも60人に達する。これは2009年の3倍を上回る数だ」「一例を挙げれば、中国製の携帯電話を使う行為だけでも公開処刑の対象になるようだ。街中にはこのことを警告する布告文があちこちに貼られている」などと明らかにした。

こうした状況について、南柱洪(ナム・ジュホン)国際安保大使は、「三代世襲の強行に対する住民の不満が高まっていることから、北朝鮮当局は体制を引き締めるために公開処刑に依存しているようだ」と語る。

朝鮮日報:http://www.chosunonline.com/news/20110113000013


「脱北者は射殺してもいい」金正恩氏が命令

中朝国境で中国側に脱出した北朝鮮住民5人が北朝鮮軍により射殺され、2人が重軽傷を負っていたことが9日、明らかになった。

正日(キム・ジョンイル)総書記の三男で後継者の金正恩(キム・ジョンウン)氏は、脱北を防ぐため「国境全地域で許可なしに川を渡る者は射殺してもいい」と命令していたと伝えられている。また、「わいろの受け取りはともかく、脱北者に川を渡らせるのは容赦できない」とも指示していたとのことだ。このため、北朝鮮軍はAK小銃に実弾を装てん、40発の予備弾薬、手投げ弾を携帯し、国境警備に当たっている。

朝鮮日報:http://www.chosunonline.com/news/20110111000021

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