原文翻訳
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日本の調査捕鯨のお陰で、ここ数年ノルウェーの捕鯨はほとんど注目を集めることがない。
現在、ノルウェーの捕鯨産業の最大の敵は反捕鯨活動家などではなく、減り続ける鯨肉への需要と捕鯨産業の存続についての問題である。
鯨肉の小さな市場や低い利益にも関わらず、ノルウェー政府は捕鯨をやめるといった意思をまるで見せていない。
多くのノルウェー人は鯨肉に対して、時代逆行的な不味い貧乏人の食べ物というイメージを持っている。
日本への輸出は報道メディアや反捕鯨活動家達の注目を集めたが、このビジネスモデルさえも捕鯨産業の目に見える拡大には繋がらないであろうという。
日本へ輸出できるかできないかという事は漁師達にとっての優先課題で、2001年にようやく満たされる結果となった。
だが、最初の数年の内は重金属や毒素などが検出されたため日本側に拒否される結果となった。
年齢の若いあまり汚染されていない鯨を捕獲するという努力の結果、2008年には日本側は5.5トンというささやかな量の出荷を受け入れた。
この鯨肉は数か月にわたって倉庫に放置された後、最終的にやっと日本市場での販売が許可された。
コストについては明らかにされていないが、このような少量の鯨肉の取引からは恐らく、小額の利益しか得られないはずである。
原文:http://www.aftenposten.no/spesial/wikileaksdokumenter/article3985084.ece
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