2011年1月18日火曜日

イタリアのマフィアによる化学薬品、人骨、胎児、血液の不法投棄は地域の癌発生率を12%も上昇させている。

原文翻訳
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マフィアによる環境、健康に対する被害に関しては驚きを隠せない。
 
 ナポリのマフィア組織「カモラ」についてのベストセラーを書いた、著者ロベルト・サビアーノが最近記者に語ったところによると、このマフィア組織「カモラ」はここ二年で有害廃棄物処理から6億ユーロもの利益得たという。

 半端もなく安い価格で買われた農地は不法投棄場にと変えられ、その廃棄物はもう何でもありで、塗料の缶、プリンターのカートリッジ、人骨、牛の清掃に使われた布きれ、亜鉛、ヒ素、工業化学薬品の余りなど様々である。

 ナポリ近郊の当局が2008年の2月に発見した不法投棄場は医療ゴミで溢れかえっており、使用済みの注射器、数千にも上る血液検査で得られた血液、更には人の胎児まで発見されたという。

 2006年の世界保健機関の報告によると、カモラがトラック数千台分にも上る有害廃棄物の不法投棄を行ったナポリの北部では胃、肝臓、腎臓、肺、すい臓における癌の発生率が全国平均より12%も上回るという。

 また、カゼルタには違法チーズ工場が複数存在しており、ボリビア産の粉ミルクや、水牛から得られた牛乳を使ってモッツアレラチーズを作っていて、三分の一ものコスト削減を行っているという。
 
 
原文:http://213.251.145.96/cable/2008/06/08NAPLES37.html

2 件のコメント:

  1. うわっ 安いイタリア産チーズ気をつけなきゃだなぁ

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  2. 匿名さんには同感できます。

    それに、そんな事が起こっているなんて怖いですね。

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