原文翻訳
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リビアの指導者であるカダフィ氏は訪問中のアメリカアフリカ軍の司令官であるウィリアム・ワード大将にリビアはアフリカ国防省といったような共通のアフリカ機関の設立を支持していて、オバマ政権に対して軍事干渉の政策を追求していかないようにと言った望みを明らかにしている。彼が考えるにアフリカ大陸におけるアメリカ軍の駐在はテロを引き起こしかねないということだ。
またカダフィ氏はアメリカと中国によるアフリカ大陸への関わりにも言及し、中国側の対応をソフトと称し、アメリカによる対応はハードであるとした。そして中国による勝利を予期していて、その第一の理由としては中国は国内問題へと干渉しないためで、アメリカはギニア湾で見られるようにエネルギー資源の近くに軍事基地を配置する傾向があり、それもテロの拍車をかけるのに繋がるだろうとした。
そして次に彼はテロの二大原因について明らかにし、カダフィの意見によるとそれはワーハッブ派とスイスであるとのことで、スイスの銀行システムはテロリストへ資金を供給するために使われていて、そのためスイスは地域の言語に基づいて分割され隣国へと吸収されるべきだという提案をした。
原文:http://213.251.145.96/cable/2009/05/09TRIPOLI417.html
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