2011年3月22日火曜日

東京公電:過去35年間に3度しか改訂されていないIAEAの耐震安全性ガイドライン

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G8の原子力安全セキュリティーグループにおいての会合にて

 地震と原子力安全については、IAEAの説明者によると、日本による地震への対応についての最近の経験から学ぶため、日本にIAEAの代表者がいるとし、そしてIAEAがフォーカスしているいくつかの分野について説明した。

 まず始めに、彼の説明によると耐震安全性に関する安全ガイドラインは過去35年間に3度しか改訂されておらず、IAEAは現在これについて再検討中であるということ。

 また、説明者によると最近起こった地震においていくつかの原子力発電所では設計基準を上回る揺れも観測され、この深刻な問題は耐震安全における取り組みについての原動力となっている。

 IAEAは既存の地震災害と設計デザインについてのガイドラインに加えて、耐震評価に関しての新しいガイドラインを発行している。

 そして、最後にIAEAは9月の安全性向上、基準の発展、知識の蓄積と共有のための総会において国際耐震安全センターを立ち上げたことについても触れた。


原文:http://213.251.145.96/cable/2008/12/08TOKYO3432.html

2011年3月18日金曜日

東京公電:電力会社や経済産業省による原子力についての隠蔽

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 アメリカで学び、働いた経験のある河野太郎氏は優れた英語会話力を持ち、農業、原子力、外交問題に興味があり、大使館との頻繁な接触を保っている。


 彼は日本の原子力産業に対して強い反対を表明しており、核燃料の再処理化に関してはコスト面や、安全面、また警備などの問題を上げて特に反対している。

 河野氏の主張によると日本の電力会社は原子力に関するコストや安全問題を隠しながら、核燃料の再処理を「ウランのリサイクル」との名で日本世論に上手く売り込んでいるとした。


 電力会社の影響力について河野氏によると、日本のテレビ局は核問題について3部にわたるインタビューを彼と行う予定であったが、最初のインタビュー後に取りやめを決定し、その理由は電力会社が主要なスポンサーを取りやめると脅しをかけたためであるという。


 河野氏によると、実は北海道電力網と本州の電力網間には使用されていない接続ラインが存在していて、電力会社によって非特定の非常時のために備えられているという。


 また彼は経済産業省による原子力事故の隠ぺいについて非難しており、これは原子力産業の実際のコストと問題をあいまいにしていると言った。


 河野氏は放射性廃棄物の保管問題についても言及し、日本は非一時的な高レベル放射性廃棄物保管場所はなく、それがゆえに保管問題に対しての解決策をまったくといって持っていないとした。

 そして日本の頻繁な地震活動や豊富な地下水などを理由として上げて、火山の国である日本に放射性廃棄物を貯蔵する上で本当に安全な場所など存在するのであろうかという疑問を上げた。また六ヶ所村は高レベル放射性廃棄物において一時的な保管場所という意図で計画されていたと付け加えた。
 
 
原文:http://213.251.145.96/cable/2008/10/08TOKYO2993.html

2011年3月12日土曜日

中国コスタリカ関係、中国による南アメリカでの石油についての戦略

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 コスタリカは6月1日、中国を国家として承認し、結果的に台湾との外交関係を断った。これにより現在進行中の支援プロジェクトの資金問題について心配がされている。

 中国は台湾によって生まれた外交における溝を埋めるために迅速な活動をした。

 コスタリカ政府は、ニカラグアを含む他の中央アメリカの国々も中国を国家として承認することを考えているようだとしている。

 中国の違法薬物密輸人達は覚せい剤に関して、この地域の他の場所で活発に活動しておりコスタリカ政府はこれに対しても十分の準備をしておく必要がある。
 
原文:http://213.251.145.96/cable/2007/06/07SANJOSE1173.html
 
 
 1月18日、コスタリカ政府と中国政府大使館は二国政府間の数か月にも及ぶ話し合いの結果実った、エネルギー開発における共同の取り組みについて明らかにした。

 また同時に、中国の国有石油会社は石油探査において支援を行っており、コスタリカのカリブ海沿岸・石油精製所を拡張、近代化のための専門技術や経済的支援などを提供している。

 外務省によると中国側の目標はコスタリカをこの地域における石油輸送、精製の拠点とすることであるという。

 中国は原油をどこかから買い、それをコスタリカへと精製のために輸送し、それから中国へと輸送するため第三団体に販売するのではないかとのこと。

 中国の大使が公の場で強調しているのは、中国側はコスタリカを他の中央アメリカの国々に手を伸ばすための一歩として考えていて、その目的は貿易の増加、産業発展、経済支援などを具体的な売りとして行っていくという。

原文:http://213.251.145.96/cable/2008/02/08SANJOSE133.html

2011年3月10日木曜日

スイスでのカダフィ大佐の息子の逮捕とリビアによるその報復

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 ムアンマル・アルカダフィ氏の息子であるハンニバル・アルカダフィ氏と彼の妻のジェノバでの逮捕はスイスとリビア間に深刻な外交的亀裂を生じさせた。リビア側はスイス警察が必要以上の暴力を使ったとして、そしてハンニバル氏の外交特権の侵害とリビア外交官達による領事館からの彼への連絡接触をすぐに認めなかったことにより外交上の手続きにも違反したと非難した。また、スイス側はリビアに恥をかかせるために故意にこのような事を追及したとし、スイスはアラブ嫌いで良く知られているとした。
 
 スイス政府によるこれを円滑に解決しようという試みとして行われたハンニバル氏の優遇処置も功を示すことはなく、リビア政府は両国間の飛行の便数を減らし、リビアに旅行しようとしているスイス国民にたいするビザの発行を取りやめ、さらにはリビア内でスイス企業に対する嫌がらせも行ったという。

原文:http://213.251.145.96/cable/2008/07/08TRIPOLI592.html

2011年3月8日火曜日

カダフィ氏の整形手術と増毛治療

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 カダフィ氏がかかりつけの医師の親族が我々に伝えたのは、彼は癌にかかってはいないが、高血圧で糖尿気味であるという。

 またカダフィ氏は心気症気味だとのことで、すべての診療診察の結果を撮影して、それから数時間にあたって彼が信用している医師と相談するといった。

 Xは、メディアで報道されているように2007年5月から6月頃にかけてカダフィ氏が脳梗塞に罹ったというのを直接確認するのは避けたが、だがこの疑われている期間の直前にカダフィ氏(Xが言うには非常に虚栄心が高いという)はボトックス治療を受けたという。

 彼によると、これによって引き起こされる顔面筋肉のコントロールの消失がカダフィ氏が脳梗塞に罹ったのではないかと誤解されたのではないかという。また、カダフィ氏はこの1年間に毛髪移植を受けたという。
 
原文:http://www.aftenposten.no/spesial/wikileaksdokumenter/article4038123.ece
 

 ムアンマル・アルカダフィ氏はとんでもなく予測を出来ない性格の持ち主であり、会談の序盤にはアイコンタクトを避けることも頻繁であり、長くてぎこちない沈黙が続くこともある。

原文:http://213.251.145.96/cable/2008/08/08TRIPOLI680.html

2011年3月5日土曜日

台湾の外交政策、それに対する中国の圧力

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 台湾の外相黃志芳氏によると先週行われた彼による中央アメリカへの訪問はパナマ、コスタリカ、ホンジュラスなどとの台湾の脆弱な関係を強化するのに繋がるであろうとのこと。

 経済発展と人道支援プログラムは台湾のパナマ、コスタリカ、ホンジュラスと外交関係における砦であるとし、中国と世界中において外交関係で激しく競い合うのではなく、もっと中身のある新しい外交政策をつくるという台湾の試みにおける基礎となるであろうと黄氏は説明した。
 
 
 また黄外相はサントメ・プリンシペとの外交関係についての台湾側の懸念も取り上げ、中国は台湾を国際的に孤立させると同時にさらなる石油資源を手に入れるという試みの狙いとしてチャドの後にサントメに対象としているのではないかとのことだ。

 サントメの海底油田はナイジェリアの海底油田に深く繋がっていて、中国側はナイジェリアとの外交関係を通してサントメに圧力をかけようとしている。


 アメリカ側が繰り返し台湾の高位指導者達に促したのは、台湾は外交において数にだけ集中していても中国に勝つことは不可能であるので、経済発展における莫大な成功や政治的民主化などの経験における「比較的優位性」を生かし世界に手を伸ばしていくべきだとした。


 ニュージーランドは先週、台湾によるソロモン諸島における影響は安定化を乱しているとし、台湾の「ドル外交」と度々呼ばれる「認識外交」の悪影響を物語っていると批判した。


原文:http://213.251.145.96/cable/2006/08/06TAIPEI2921.html

コスタリカ、台湾、中国の複雑な三角関係

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 コスタリカは台湾と1959年正式に外交関係を設立し、台湾を公式に認知する数少ない26国の1つである。そして、コスタリカは中国と公式外交関係を持っていない。

 2005年にコスタリカ外務大臣のロベルト氏が我々に語ったところによると、中国との政府間での公式の接触はなく、恐らくその理由としては中国側も現在の政権が興味を持っていないということを知っているためではないかとした。

 ロベルト外相がさらに続けて語ったのは、中国はコスタリカでの存在を高めるために他の方法を見つけているといい、例として近年中国からの輸入は莫大に上昇したとのこと。

 また彼が考えているのは中国は、立法議会のある議員達との関係を開拓しようと試みていて、立法議会における非公式「好中国委員会」の設立を裏で行っていたのではないかとのこと。

 2004年度、中国はコスタリカの全貿易の5.9パーセントを占めている。それゆえに香港と中国は短い期間の間でコスタリカのトップ10貿易国となった。

 中国に対する世論の反応は様々で、中国からの輸入品は比較的低価格で消費者達の手に届くという事とその一方でコスタリカは中国との取引で貿易赤字となっており、いくつかのコスタリカ産業からは中国は脅威と認識されている。だが、全体的な中国に対する否定的な態度は見られない。


原文:http://213.251.145.96/cable/2005/08/05SANJOSE2020.html

2011年3月4日金曜日

イスラエルの諜報機関によるイランの評価

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 イスラエルの諜報機関「モサド」からの代表者が言うには、イラン政府は前向きに対応していくことにより、制裁を回避しながら核兵器を手に入れるという計画を進めることができることを知っており、そうすることによって時間稼ぎをしているとのこと。

 モサド側の見解では、イランは交渉を時間稼ぎのためだけに上手く利用しており、2010年から2011年頃には核兵器の製造が可能になるであろうとのこと。


原文:http://www.guardian.co.uk/world/us-embassy-cables-documents/235361


 イスラエル政府は2010年を決定的な年と考えて、もしイラン側が核関連施設の防衛を強化し続けたとすると、それらの施設を破壊することは非常に難しくなるであろうという。

 予定されているGBU-28バンカーバスター爆弾のイスラエルへの輸送についても話し合いがされ、この兵器取引はアメリカ政府がイスラエル政府をイラン攻撃に備えて手助けをしているという疑惑を避けるため細心の注意を払って静かに行わなければならないとした。


原文:http://www.guardian.co.uk/world/us-embassy-cables-documents/235359

2011年3月1日火曜日

カダフィ氏のご乱心!テロ支援国家であるスイスは分割吸収されるべきだ!

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 リビアの指導者であるカダフィ氏は訪問中のアメリカアフリカ軍の司令官であるウィリアム・ワード大将にリビアはアフリカ国防省といったような共通のアフリカ機関の設立を支持していて、オバマ政権に対して軍事干渉の政策を追求していかないようにと言った望みを明らかにしている。彼が考えるにアフリカ大陸におけるアメリカ軍の駐在はテロを引き起こしかねないということだ。

 またカダフィ氏はアメリカと中国によるアフリカ大陸への関わりにも言及し、中国側の対応をソフトと称し、アメリカによる対応はハードであるとした。そして中国による勝利を予期していて、その第一の理由としては中国は国内問題へと干渉しないためで、アメリカはギニア湾で見られるようにエネルギー資源の近くに軍事基地を配置する傾向があり、それもテロの拍車をかけるのに繋がるだろうとした。

 そして次に彼はテロの二大原因について明らかにし、カダフィの意見によるとそれはワーハッブ派とスイスであるとのことで、スイスの銀行システムはテロリストへ資金を供給するために使われていて、そのためスイスは地域の言語に基づいて分割され隣国へと吸収されるべきだという提案をした。 
原文:http://213.251.145.96/cable/2009/05/09TRIPOLI417.html