2011年2月3日木曜日

東京公電2007年:核拡散防止について 2

原文翻訳
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イランについて

 中根氏は、日本は閣僚レベルを含めたイラン政府との良好な関係を保持しており、機会がある限り何時もイランに対して核関連活動を停止するようにと勧めているが、にもかかわらずイラン側は聞く意志を示さないという。
 
  
北朝鮮について

 中根氏は日本側のシリア北朝鮮間の核拡散においての繋がりの可能性について懸念を抱えていることを再度伝え、これを平和と安定に対してや、世界中の核拡散に関与していない政権に対しても深刻な問題であると述べた。

 もし北朝鮮とシリアの核関連取引が事実なら、六カ国協議の枠組みにてこの問題に対処していかなければならないと主張した。

 だが、中根氏が付け加えたのは、日本側がこの問題について少しの情報しか得ておらず、アメリカ側に特にシリアとの関連にて北朝鮮の核拡散活動についての全体的な情報を要請した。


 そして北朝鮮の話題については最後に、中根氏はIAEAによる北朝鮮内での特別活動を支持するための日本からの50万ドルの献金にも触れ、日本政府は現在北朝鮮非核化について更なる貢献をする方法を探しているという。

 中根氏によると北朝鮮のミサイル問題は世界にとっての深刻な問題で、今後の六カ国協議の内で早急に対処しなければならないとした。
 
 
核テロリズムについて
 
 中根氏はアメリカによる大量破壊兵器テロ防止のための試みについて感謝していて日本もアジア諸国と化学、生物テロの防止のために活動していると強調した。

 彼はまた、予定されているアジア地域の法執行機関の能力を強化することを目的としたアジア輸出取締セミナーへの日本によるサポートについても言及した。

 中根氏が強調したのはテロと戦うために生物兵器禁止条約と化学兵器禁止条約の改善の重要性について強調し、イラクが化学兵器禁止条約に署名することについての支持を見せた。


 彼によると日本政府はIAEAが行っているベラルーシとウクライナにおける核物質の記録管理体制の向上についてサポートを示し、ロシアは強い経済力を持つのだから、隣国との協力に名乗り出るべきだと付け加えた。


原子力エネルギー協力

 彼は日本によるカザフスタンを含んだ複数の国々への支援についても言及した。ちなみに、日本政府はカザフスタンで民間原子力協力協定の交渉を行っている。

 カザフスタンに二国間協定を締結するという条件にて追加議定書を批准する事を勧め、その成果が得られたことを報告し、このような刺激は他の国々と交渉する上でうまく使うことができるだろうと述べた。

 中根氏は最近の日本政府とベトナムとの民間原子力関連における試みについても言及した。ベトナムは最近追加議定書に署名する意向を明らかにした。

 中根氏は、民間原子力関連におけるインドネシアとの協力について日本側は政治情勢やテロのリスクを考慮して慎重に物事を進めていると言った。

 南アフリカの新しい原子炉デザインにおけるアメリカの意見について中根氏は、東芝ウェスチングハウス社以外の日本企業も申し入れをしてきているため、日本政府は原子炉のデザインの型について決定する事は出来ないと返答した。
 
 

原文:http://213.251.145.96/cable/2007/12/07TOKYO5492.html

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